【UL装備でバイクパッキング】MTBで高知から愛媛へ山越え【前編】

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どうも、fogの弟です。

今年のゴールデンウィークぶりの兄貴とのバイクパッキング!高知と愛媛のフィールドで、自転車を使って思う存分遊んできました。
今回もやばく楽しいトリップになったので少々コッテリ目に記事を書いていきます。
前後半に分けて投稿するので是非どちらもチェックください。

「バイクパッキング」「自転車キャンプ」「UL(ウルトラライト)」この辺りのキーワードにビビッと来た方もそうでない方も、是非読んでいってください。

今回のバイクパッキングの概要

今回のトリップのテーマは「MTB(マウンテンバイク)を使って山越えとグラベル(林道)ライドを楽しもう。」という具合です。
今年のGWに行った「阿蘇・久住でのバイクパッキング」がナイスだったし、また同じ感じで遊ぼうぜということで決定しました。

GWのバイクパッキングはこちら!

選んだフィールドは「四国」

いくつかの候補から選ばれたのは高知県から愛媛県へ山越を行うルート。

・参加者の居住地からアクセスが良い(四国・徳島在住の兄、九州・福岡在住の弟)
・高知がグラベル天国くさい
・県境を越えていくって何かかっこいい。中二心をくすぐられる。

基本的にコースディレクターを務めるのは筆者である弟。GoogleマップやYamap、オフロードバイク乗りの方のブログ、YouTubeなどを用いてコースを決めていきました。

コース詳細

今回のバイクパッキングは2泊3日の行程。現地集合・現地解散となります。
高知県・佐川駅に集合し初日のキャンプ地へ向かいます。2日目に「中津明神山(ナカツミョウジンザン)」に登り、通称「天空の林道」という道でグラベルライドを。その後山越えを行い愛媛県に入ります。最終日は愛媛県・松山市を目指しオンロードを進みます。打ち上げ後、松山駅にて解散。

四国の東側を南から北に縦断する形となります。

メインは何といっても2日目の中津明神山山頂付近の「天空の林道」をグラベルライドすること。
車でもアクセスが可能なため、オフロードバイクのフィールドとしても有名なようです。

引用元:高知県 仁淀川町観光協会(https://niyodoblue.jp/)

標高1540mの中津山(明神山)。この頂上付近を出発地に、中津山~カラ池~水の峠までの尾根筋を登山道として楽しめます。天気が良ければ土佐湾から瀬戸内海まで見渡すことができます。周りを見渡すと、東は吾川スカイパークから中津渓谷の全貌風景、西は愛媛県久万高原町の山々、南は鳥形山・土佐湾方面、北は石鎚山方面と、遮るもののない360°のパノラマが広がっています。

高知県 仁淀川町観光協会

Day1スタート

雨の中、高知・佐川駅をスタート

兄と合流 at佐川駅

高知県高岡郡佐川町にある「佐川駅」に現地集合。初日はそれぞれの移動日を含んでいたため、集合時間は午後の2時を回っていました。
ちょうど落ち合ったタイミングで雨が降ってきました。雨雲レーダー的にはギリギリ大丈夫かな?と考えていたのですが思ったよりも雨足は早く、輪行バッグから自転車を解いている間に本降りに。 少し出発時間を遅らせましたが、止む気配もなかったので雨の中出発。

この時間が大変だけど楽しかったり

30km先の吾川(あがわ)スカイパークへ

しっかりめの雨!

Day1の目的地は30km先にあるキャンプ場「吾川(あがわ)スカイパーク」。
吾川スカイパークはDay2に山越えを行う「中津明神山(ナカツミョウジンザン)」への途中にある無料キャンプ場です。
キャンプ場は標高792mに位置するため、ぼちぼちのヒルクライムとなります。

美しく雄大な仁淀川

スタート直後、地元のスーパーで防水用のパックライナー(スーパーの買い物袋)を購入しました。あるのと無いのでは大違いでしたね。
スーパーの駐車場でゴソゴソしてるアラサー兄弟。下校中の小学生に怪しい目で見られます。

相変わらず弱まらない雨の中ペダルを進める僕たちの前に、清流「仁淀川」が現れます。

大学時代は徳島県に住んでいた筆者ですが、仁淀川を見たのは初めてでした。 高知のスケール感にはビックリですね。同じ四国でも徳島県とはまた違う自然の魅力を早速喰らいました。

真っ暗闇のヒルクライムへ

スタート時間が想定よりも遅れたためゴールを待たずに日が暮れてしまいます。雨が止む気配はありません。

この時点で吾川スカイパークまでの距離10km、700mアップのヒルクライムが残っていました。何処かでビバークすることも検討しましたが、初日ということもあり距離を稼ぎたかったのでヒルクライムに突入。

気力・体力、ギリギリ!

体力的にもですが、何よりも「雨の中、真っ暗闇を進む」っていう部分に特にやられました。精神的に。笑
特に兄貴は「夜、自転車に乗る」という経験が少なかったので特に辛かったそうです。 ただこの辺りはライトの明るさ次第でどうにかなるよね、という結論に至りました。明るさは正義。自転車用ライトのオススメ教えてください。

何とか吾川スカイパークへ到着

21時に差し掛かるタイミングで到着しました。なんだかんだ2時間くらいはヒルクライムに時間かかったと思います。到着してすぐ、キャンプ場は真っ暗。暗闇の中に建物を発見し炊事場の中に潜り込みます。
平日&悪天候ということでもちろん利用者は僕達だけ。 雨も酷かったので炊事場の中にテントを張らせていただきました。

無料キャンプ場として凄く優秀な吾川スカイパーク

吾川スカイパーク、とってもよかったです。トイレもとても綺麗でしたし、炊事場大きい。今回は使いませんでしたが、キャンプサイトも芝生で平坦でした。

モンベルのリゾッタ食べて就寝

ビショビショの服から着替え、ほっと一息。
固形燃料を使ってお湯を沸かし、モンベルのリゾッタを食べます。1分1秒でも早く、楽に温かいものを食べるという点では、お湯を注いで3分で完成するリゾッタシリーズは本当に優秀ですね。
15分も時間がかかるアルファ化米は極限状態では待てないですもんね。笑

疲れた時には「梅しそ」らしいです

ささっと食べてそれぞれのテントに潜り込みます。

Day1まとめ

終始雨に降られっぱなしの初日でした。雨の影響もあって夜間の行動が必要になった点も誤算ではありましたが、今思えば良い思い出です。
ただ装備に関しては勉強になりました。常に最悪(夜間の行動、悪天候)に備え、エマージェンシーな考え方やアイテムが必要になってくるということ、身を持って痛感しましたね。

Day2ではヒルクライムから始まり、中津明神山にある「天空の林道」でのグラベルライド、最悪の藪漕ぎ区間、夜間ライド(2度目)などなどコンテンツ盛り沢山です。
是非Day2編もチェックお願いします。

この記事を書いた人
フォグの弟

弟です。九州・福岡で暮らしてます。
バイクパッキングにハイク、最近はトレランも好きです。

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